窃盗罪が強盗罪という刑事事件に発展、弁護士が必要に?

窃盗罪が強盗罪という刑事事件に発展、弁護士が必要に?

みなさんは、窃盗罪という犯罪も、強盗罪という犯罪も一度は聞いたことがあると思います。では、両方の刑事事件としての印象はどうでしょうか。そり ゃ、両方とも犯罪なのだから恐ろしいに決まっているでしょうと思うかもしれませんが(勿論その通りですが・・)、実は法定刑は大きく異なります。窃盗罪は10年以下の懲役又は50万円以下の罰金とされているのに対し、強盗罪は5年以上の有期懲役しかありません。窃盗罪は罰金刑で済む場合もあるのに対し、強盗罪は最低でも懲役刑をくらうことを覚悟しなければなりません。この違いは裁判手続上、簡易な手続を選択できるか否かという点でも大きく異なります。

みなさんが思っている以上に、法律上は大きく異なる犯罪となるのです。実際に、ニュースや新聞などでも窃盗犯が大きく取り上げられることはありませんが、強盗犯は大々的に取り上げられることが多いような気がします。やはり強盗罪の方が刑事事件としての重大さがあり、他方、窃盗罪は大小含め至る所で起きている犯罪であるという事情が影響しているのだと思います。

このサイトでは、窃盗犯のつもりが強盗罪になってしまった悲しい男性のお話を土台に、両罪を比較検討してみたいと思います(登場人物は全てフィクシ ョンです)。

【参考】 刑事事件に詳しい弁護士のサイト

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